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好きなこどもの本〜梨木香歩〜

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こどもの本(児童書)が好きです。

シンプルな言葉や文の中に深い味わいがあって、こどもから大人まで、その時々で感じるものや見えてくるものが違ってくるように思えて、大切に読み返しています。

 

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好きな作家は梨木香歩(なしきかほ)。

その名前からして、もう、物語の世界に誘われているよう。

娘に同じ名前をつけようかと思ったほど美しい名前(フルネームでつけられないですが)。

字の大きなこども向けの本の続編が、大人向けに字がたくさんある本になっていたりします。

最初の一行から物語の世界へ引き込まれます。

今日は好きな本の中から、梨木香歩の本に絞ってご紹介したいと思います。

 

初めて読んだ梨木香歩の本は「裏庭」。

理論社から出版されているハードカバーと新潮文庫と両方持っています。

基本的には他の作品もすべてハードカバーと文庫の両方を手元に置いています。それくらい好きなんですね。

 

さて「裏庭」、タイトルを見ただけでワクワクしてくる本ですが、扉を開けるとさらに不思議で深く広々とした世界が広がっています。 

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何度読んでも、本の世界にぐぐっと引き込まれ、終わりに近づくととてつもなく寂しくなってくる本です^^

 

「裏庭」を読んで、すっかり梨木香歩の世界に魅せられた私が次に手に取ったのはこちら。

「からくりからくさ」です。 

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この本は、手仕事をする方は特に楽しめる本だと思います。

また、暮らし方に関心を寄せている方、植物や自然との関わりや民族の問題に興味のある方、食べたり料理したりするのが好きな方、世代から世代へと受け継がれるものに興味を持っている方、など、多くの好奇心、探究心に穏やかに訴えかけてくれるものと思います。

 

梨木香歩の作品はどれも大好きですが、もしかしたらこの本が最も好きかもしれません。

他の作品より登場人物が多めで、だれもがとても魅力的です。

読んでいくうちに「私は〇〇派」となる方もいらっしゃるかも?!

 

「りかさん」。

こちらはいかにもこども向け、といった感じのタイトルですが、時系列で言うと私が挙げたある本の前編に当たり、ただどちらから読んでも楽しめると思います。

私は“後編”から読んだのですが、逆の順番に読んでいたらどうだっただろう、と考えるのもおもしろいです^^ 

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映画化もされましたが、「西の魔女が死んだ」。 

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映画も観に行きましたが、この本の世界を映画化するのはなかなか難しいものだなと思いました。

 全く違う作品ですが、「小公女」の映画をみたときにも同じように思いました。

でもグリーンがとても美しかったので、うっとりしました。

確かハウス食品がスポンサーの、テレビでやっていた「小公女」も大好きで、歌も今でも歌えるかも?!

 

 

お子さんはもちろん、お子さんが身近にいらっしゃる方、居場所を探している方、自然と共に生きることに興味のある方、料理が好きな方、どこかに勤めながら子育てをしている方、家にいながら子育てをしている方、学校や親にいろいろな思いのある方、など、さまざまな方におすすめです。

 

梨木香歩の本は他にもたくさんあり、ほぼ手元に持っていると思いますが、その一部をご紹介しました。

梨木さんの本は、どれも、謎を解いていくような楽しさがあるので、詳しい感想は控えました。

心ひかれる本がありましたら、ぜひお時間のあるときに読んでみてくださいね♪

 

この作家さん以外の方が書かれたこどもの本については、またご紹介したいと思います。