Rick Rackというお店のスタンダードパターン、「シンプルギャザースカート」を作りました。
ギャザーがたっぷり入っているのにすっきりとしたシルエットが魅力のパターンです。
たくさんあったナチュラルリネンで作りました。
高学年の娘用として作ったので、型紙より10cmほど短くして作成しました(型紙通りだと、総丈77cmになります)。
また、しっかりした厚手のリネンでしたので、ギャザー少なめの型紙にしました(ギャザー分量は好みで調節ができる型紙になっています)。
脇線を利用したポケットが両脇についています。
裏返すとこんな感じ↓
工程としては、このポケットがかなり時間を要します。
安い服にポケットがないのもうなずけます。特にこの脇線を利用したポケットは、本当に手間がかかるんですね。
ただ、RickRackの作り方説明書には、このポケットのつけ方が懇切丁寧に解説されていて、非常に勉強になりました。
ポケットは負荷がかかるところでもありますので、しっかりと補強もしています。
さて、さっそく上の娘に試着してもらいましたが、裏地がない一枚仕立てだからか「ちくちくするからはかない」「でもサイズはいいからもう少し薄い布で作って」とのご注文。
確かにリネンってちくちくする感じ、ありますよね〜。
そういえば、ちくちくしないようにポケット布は薄手の別布で作るつもりだったのを忘れていました。ローンなどで作ればよかったですね…。
リネンはなじんでくるといい感じなんですが、なかなかこどもには難しいかもしれませんね。
ところが捨てる神あれば拾う神ありで、下の娘が「私がはく」とのこと。
彼女はアトピーで皮膚が敏感ではありますが、リネンのスカートには私の手作り服で慣れており、また、必ずレギンスの上からはくので特に問題がないようで、ウエストゴムと丈を調整することにしました。
スカートの長いものを短くするのは簡単なので、私としてはほっとしました。
シンプルなので、レースをつけてもいいですよね。
例えばこんなふうに裾につけたり、
表面にくるっとつけたり、
手作りならでは!タテにつけたりしてもかわいいです。
注文にそってアレンジしたいと思います。