半年ほど悩まされた左手首の腱鞘炎、完治とはいわないまでも、日常生活に支障がない程度までほぼ治りました。
長かったです。
腱鞘炎といえば、第一子を出産後、ひどい腱鞘炎になりましたが、どのようにして治ったのか覚えていません(というより育児が大変すぎてその頃の記憶があまりありません)。
それで、今回は自分自身の備忘のためと、同様に腱鞘炎に悩んでいる方の何かのお役に立てばと思い、経過を書いてみようと思います。
↑注:これは私の手ではありません。が、このようにすると痛むのが腱鞘炎(ドケルバン病)だと言われました
腱鞘炎の経過
・2月中旬くらいに腱鞘炎を自覚。
アブローラーが原因だと思い当たり、アブローラーはやめ、湿布を貼って様子を見る
・3月中旬、治らないので近所の外科へ行く。2週間くらい安静にと言われる
3日ほど筋トレを休み、できそうな種目を再開(これがよくなかった!!)。
・5月中旬、なかなか治らないので、生まれて初めて整骨院へ。
ハイボルト治療などをしてもらったが余計ひどくなり、手のひらを上に向けることすらできなくなった。
手を普通に下ろすこともできなくなり、骨折して手を吊っている人のように肘を曲げていないと痛みで生活できないように(!)。
・6月中旬、再び近所の外科へ。事情を話したところ、サポーターを出してくれた。
このサポーターが優れもので、ネットで購入したサポーターや、整骨院で施されたテーピングなどはつけているうちに手がこわばってきて困ったが、出してもらったサポーターのおかげで安静にすることができたと言っても過言ではないくらい。
整形外科で腱鞘炎診てもらってきた。
— megosuri (@megosuri) 2021年6月21日
出してもらったサポーターがすごくよくて、これまでもう片方の手でクッション入れないと手も置けなかったのが、その役割も果たしてくれて、まさに「サポーター」。以前より強い鎮痛剤と、胃が荒れないよう胃薬も出してくれた。
当初のアドバイス通り、しばらく安静にしてなかったこともわかったみたいで、整骨院に行ったけど悪化したことも話したけど、親身に診てくれて小心者の私もほっとした。やっぱり医者のアドバイスにはきちんと従わないとな、と改めて思いました。
— megosuri (@megosuri) 2021年6月21日
当初「工夫して」筋トレして安静にしなかったんだけど、こうなると筋トレどころか日常生活もままならない。
— megosuri (@megosuri) 2021年6月21日
怪我したらすっぱりと休むことが大事だと身に染みました(まだ治ってないけど)。
治るまでは、寝転がってできるストレッチの本を買ったので、それをやることにします。
サポーターはたぶんこれです↓

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保険はきかず、実費でしたが、病院では2,500円だったかな。
・整骨院へ行くのは休止し、2週間ごとに外科で診てもらう
一時期の激しい痛みは2週間もせずに治まりました。
・7月中旬、サポーターはまだつけていたがかなり痛みはなくなったため、スミスマシンが使えるように。
ただ、プレートは右手側だけつけ、左手側には何もつけず負担をかけないようにしました。
背中(ベントオーバーロー、デッドリフト)はパワーラックが使えるようになった(もちろんパワーグリップ使用)。
・7月下旬パワーラックでスクワットもできるように。
・8月中旬、恐る恐るベンチプレス。
最近左手首の腱鞘炎がようやく落ち着いてきたので、休んでいた種目ができるようになってうれしい。
— megosuri (@megosuri) 2021年8月11日
今日は久々スミスじゃなくベンチプレスができた。
まだ少し痛みはあるけどほぼ大丈夫。ただ重量はガクンと落ちてしまったから、また少しずつがんばっていこう〜
といった経過で、まだ完治していないので無理は禁物ですが、ここまで半年かかりました。
腱鞘炎になって大変だったこと
腱鞘炎になると、思いがけないことが難しくなりました。
・食器を洗うのが大変
食器を洗うときは右利きなら(私は右利きです)左手に食器を持って、右手にスポンジ、というスタイルですよね。
このとき左手が腱鞘炎だと食器が持てないんです!叫び出したいくらい痛いんですね。
夫がいるときは全部夫にやってもらいましたが、出張などでいないときは本当に辛かったです(手首が)。
家を新築したとき、食器洗いは嫌いではないし、それ自体の手入れがめんどくさいと思ったのもあって、食洗機はいらないと思ってつけませんでしたが、つけておけばよかった〜と思いました。
そうそう、その流れで、鍋を洗うのも大変でした。
ル・クルーゼの鍋を好んでいたので、大中小と3サイズのル・クルーゼがあるのですが、それこそ重くてまともに洗えませんでした。
これからは軽い食器や鍋にしようと思います。
歳を取ると重いものは嫌になるとよく聞きますが、まさにそれですね。
・服や下着をさっと着られない
袖に手を通すのが大変でした。
伸縮性があってゆるめのシャツならまだマシなのですが、前ボタンのシャツやパジャマなど、狙いを定めて(!)手を入れなければならない形の服は着られませんでした。
下着も背中に手を回せないので下から上げてくる緩いタイプのものしかつけられませんでした(はっきり何の下着とは書きませんが)。
また、パンツ(下着も外着も)もゴムになっているものが、上げるのに手首に負担がかかって大変だったのは意外な発見でした…。
・手のひらが上に向けられないので顔が洗えない、コンタクトレンズが入れられない
したがって入浴時、髪を洗うのも大変でした。
腱鞘炎には充分ご注意くださいね!
アブローラーはフォームがまずかったのかなと思いますが、またやる勇気はないですね…。
私のようなことにならないよう、これを読んでいらっしゃる方々はくれぐれもご注意くださいませ。
もし腱鞘炎になってしまったら、とにかくよいサポーターをつけて、手首を休ませることです。
とはいえ、手は毎日使わないわけにはいかないパーツなので、完全に安静というのは一般人には難しい話ですが、できるかぎり、でも、治るスピードはかなり違うと思います。
特に私のように筋トレ中毒の方は、筋トレをやめておくだけでも、治りが早いはず(わかっていてもこれが難しいのですが)。
いや〜でも親指ってとても大切な役割を果たしていて、結構酷使しているのだなというのがしみじみとわかりました。
今後は親指にあまり負担をかけすぎないよう気をつけて生活していこうと思います。
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